らっこの備忘録。

顔面国宝のやまゆと(やま寄り)を拝む

就活を経てオタクは1つ成長した

 

おはようございますっ、こんにちは〜〜、こんばんは!(ユーチューバーがこの前やってたので真似してみた)

 

私、無事(誰にも心配されてない)

就活終わりましたああああ〜〜〜〜〜!!!!!!

 

希望業界が選考めちゃくちゃ早くて、実は去年の10月から就活を始めてまして、、、、はぁ〜まじで自己否定の嵐、生きてる価値を問う毎日、電車で出会う迷惑おじさんもスーツを着てる(企業から内定をもらっている)のを見ると悔しい一方で、もはやお地蔵様に見えてくる私の就活エブリデイ…………お祈りメールに添えられた「お体に気をつけて」という一言にイライラしてしまう器の小さい自分……売り手市場という言葉の矛盾……(ちなみに大手の内定者数は年々少なくなってるんだよ!中小企業、もっと言えばおそらくベンチャーの募集人数&内定者数が増えてるからこその売り手市場と言われてるのではという私の見解)

 

「(おそらく)一生で一回の就活楽しんでください!」って仰ってくださる内定者の先輩方を

「いやいやいやなんにも楽しくないよ…どこをどう楽しめって……エリートは楽しめるのか…こんな過酷かつ精神強度を試される就活を……」とひたすら恨めしく感じていた我。

 

なんとか、なんとか自分の好きなものになんらかの形で関われるような、こんなクソな私に申し訳ない企業から内定をもらえました(大泣)

 

ということで、自分の今の気持ちを備忘録に残したいという意味も込めて、真面目に今回は投稿してみる。

ただクソ長くなるし、私の自分勝手なことばっかり書いてるのであんまり推奨はしないでおく。

 

まず初めに。なーんだかんだいって、いや、もちろん内定をもらえたからこそ言えるのは百も承知なんだけど、就活……

 

やってよかった。

 

それは、人生経験としていいチャレンジになったとかそういうのとはちょっと違う気持ちで、就活生の皆様、就活を終えた方ならよく分かると思うのだけど就活をするにあたって必ずぶち当たる命題、

 

「自分とは?」

 

という果てしない問いを毎日延々と考え続けた結果、自分の価値観を言葉にすることができるようになったからと思っている、、、

でも、こーれがまぁ難しい。謙遜とかそんなんじゃなくいきなり「自分って?」とか「どんな性格?」って聞かれても、スクール革命でスターの山田さんのように「外見が魅力的じゃないと内面まで知りたいとは思わない」(完全なる言葉じゃなくてごめん、ニュアンスで許してください)

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的な自分の価値観・性格を見知らぬ、ましてや受ける企業によってはいつも私達がよく目にしているところの人事担当者になんか言えるわけがない。無理、そこまで私は完成された人間じゃない。

 

と、インターンの時点でことごとく面接やらエントリーシートで木っ端微塵に砕かれたガラスのハート、、、

 

自己分析するしかない。

 

以降就活イベントやらセミナー、学内サポート、インターネット…あらゆる手を使って自己分析をしてきた。そして自分の価値観を言葉に表すときの辿り着いたものの1つがこれ。

 

「好き」という気持ちを大切にしたい

 

いやほんとごめん!すごいポエムみたいでごめん!恋愛アカウントみたいだよね!!それは自分でも分かってる!!!!!

 

私の大学時代、いッッッッッちばん学んだことは「人それぞれに考え方の違いの幅がすごい」ということと、私の「好き」は誰かの「大嫌い」になるということなのだけど、

以前に投稿したことがある、私の「好き」がおもいっきり鈍器またはハンマーで殴られた経験は(前々回くらいかな、参照していただければよいかな)自己分析する時、私にとって、これまでのまだまだにじゅうそこらの人生のなかで、切り離せないとっても衝撃的な出来事だった。

 

そこで1つ就活をしてきた中で受けたベンチャー企業の面接の話をしたい。6人ほどでのグループ面接、初めの自己PRで「これから社会に出るにあたって、多くの人と関わりそれぞれの価値観・考え方に触れ自分の視野を広げていきたい」と答えた私に、「最近衝撃的だった考え方の人とのエピソードを教えてください」と言われ、対策しなかった私も悪いのだけど、良い回答が思い浮かばず、正直に「私はジャニーズが好きなのですが、それが故にジャニーズを大嫌いと思っている人から偏見的に嫌われたことです。」と答えてしまった。

実際、答えた後本気でやらかしたと思った。自分を最大限に責めた。

しかし、それを受けて人事の方(男女1人ずつ2人いるなかの男性)が「ああ〜〜〜、それめっちゃ分かるわ〜〜、ホント申し訳ないけど俺はその相手側の人間だわ〜〜、ジャニーズねぇ…嫌いだわぁ…」と言われた。

別に私は世の中にそんな考え方をする人がいることももう経験したし、そこに対して、人事の男性がジャニーズを嫌っていようがいまいがそんなことはどうだっていい、だから「私の『好き』は誰かの『嫌い』であることをその経験で学んだし、その点において、好きも嫌いも個人の勝手であって、そこに良し悪しなどないと思う、でも一方的に嫌われたり偏見の目で見られることはその人と関わっていくなかで確実にマイナスになることだから表現だったり、時には隠すことも必要だと感じています。」と答えた。この時私は正直、今この場でそれを「好き」だと言った本人にわざわざ悪びれることもなくいう堂々と言う必要があるのかと違和感を感じてしまった。

もしかしたら圧迫面接だったのかもしれないし、これも向こうの作戦の1つだったのかもしれないけれど、その時はほんとにそんな素振りなくただただ本心のように、自然に出た言葉のように感じたからこそとても違和感を感じてしまったのだと思う。

もちろん、これに関しては発言をしてしまった私にも責任というか自業自得なところもあるし、心を落ちつけて面接を続けてたのだけど、最後の質問対応での男性の言葉が今も忘れられない。

それは私達学生から人事の方に質問してくださいといわれ、ある子が「働いてて辛いな、と思ったことはなんですか?」と質問したことから始まる。人事の女性の方が「私には働いていて苦手なことももちろんあるんだけど、でも今正直辛いと思ったことはないかなぁ」と答えた。(ここで私がそんなこと学生の立場でいえばまったく根拠のない回答だなぁと判断するくせに自分たちはこういう曖昧な返しもアリなんだなぁとひねくれていたことは内緒)

その後質問した学生が「つまり、自分に今の会社が合っていたということですか?」と確認した時、例の男性がでてきて

 

「いや〜〜ごめんね、僕が補足させてもらうね。俺は、「個人」とか「個性」とか「人それぞれ」っていう言葉が嫌いでさ〜、みんな「好き」っていうフィルター越しに物事を見ると、それの悪い面が見えなくなるよね。だからこそ、その「好き」っていう気持ちを捨てろって俺は今社員全員に言ってるのよ。「好き」なものをなくせば、いろんなものを平等に見れるし、それぞれ良いところ悪いところが見えてくるでしょ」

 

今から本題に入るのだけれど、ほんとにこれは私個人の、ちっぽけな未熟者の意見であって、きっと読んでくださった方それぞれに感じ方が違うというのも十分承知で書きますのでお手柔らかにお願いします……

 

この発言で私は申し訳ないけど、この人と、この企業で絶対に、絶対に、ぜーったいに働きたくないと思った。

 

だってもちろん、私は「好き」を大切にしたいと思うからなのだけど、男性の言う「好き」フィルターやら言いたいことも分かるし、多分ゴールは私と同じところにあるはずなのに。なんで「好き」を否定しないといけないのか。

 

そりゃ誰かの「好き」が、極端に異常すぎて他の人に迷惑をかけたり、誰かを傷つけることや、犯罪行為、罪に触れるようなことならば確かにある程度その「好き」は考え直す必要があるかもしれない。

 

でも、それぞれの人にとって生きる喜びになったり、考えたり、見たり、行動することで癒され、幸せを感じる「好き」を否定することは、私はその人に「死ね」と言ってるようなものだと思う。あるいは「生きた屍」のように生きろと言うのと同じだと思う。実際、山田くんやJUMPを否定され、「好き」なものを考えること自体悪と言われ、気持ち悪いと言われ、人間性を否定された私は一度、考えることさえやめてみたけど、ほんんんんんんんんんっとに生きる楽しみなくなるから!!!!!

顔の表情とか筋肉とか動かす気なくなるから!!!!!

内心面白いと思っても表情に出せないし、何やっても楽しくない!!!

その経験があるからこそ、私はこの男性とは反対に「好き」と言う気持ちをエネルギーに働く意欲に、生きる意欲に変えて生きていきたいと今も強く思っているし、いろんなものを「好き」になることでさまざまなことをもっと魅力的に感じながら取り組みたい。

 

結局この企業は二次選考から辞退したので、その後あの人事の人が他にどんなことをおっしゃっていたのかは分からないけれど、この時期のすぐあとモヤモヤした気持ちと焦りに溢れた私は現在内定を貰った企業の面接でこうもいわれる。

 

その会社は面接ごとにプロフィールシートの記入(それぞれに1時間くらいかかるやつ)があり、三次面接の時点で過去2回異なるプロフィールシートを提出していた。このプロフィールシートには幼稚園〜現在までのモチベーショングラフやら、さまざまな話題について自分の気になるものを書いたり、文章に合わせて空欄部分を自己流に書き加えたり…と、とにかく項目が多かったのだけど、今思えばこのプロフィールシートが今だけでなくこれまでの私を大いに表す書類だったことは間違いない。

 

三次面接でこれまでのプロフィールシートから気になる部分を特に掘り下げて質問される中で「(らっこ)さんはディズニーがお好きなんですね。特になんの作品が好きですか?」と聞かれた。あ、今更なのだけど私はめちゃくちゃディズニーも好きで、リトルマーメイド アリエルが我が推しである。もちろん「リトルマーメイドのアリエルが好きで、彼女の行動力、届きそうで届かないような夢を夢のまま終わらせず、自分からチャンスを作って実現させる力、明るいだけでなく芯の通った人間であることは私の人間としてのなりたい女性像にもなっていると思います。」と答えた。(この質問に大真面目にこんな回答する私にきっと引いてる人が一定数いるだろうなぁ)

 

この前のベンチャー企業にしろ、これまでの面接にしろこんなふざけた質問にいいのか悪いのか分からない回答をしてコメントなんか返ってきたことなんかなかったのだけど、この会社の人事の方は「確かに(らっこ)さんのこれまでのこの〜っていう挑戦や、この〜っていう経験のエピソードを知って、アリエルのお話を聞いてみると、なんとなく(らっこ)さんが好きになる訳も分かるような気がするなぁ〜、確かに生き方似てるよね。」とおっしゃってくださったのだ。

 

正直こんなに自分のこれまでの経験を想像して、私の「好き」を受け入れ、認め、肯定してもらったことなんてなかったし、実際、面接という場を忘れて泣きそうになった。

 

後日談になるけど、これまでそんな風に肯定してもらったことなんてほとんどなかったからこそその言葉にとても救われたこと、このベンチャー会社のことを人事の方に話した時、「エントリーしてくれた学生さんだってどんな企業にとっても大切な大切なお客様なんだよね。もしその人に直接関わりがなかったとしても、こんなことがあったんだと周りの人に話した時、その人の家族や友達…で結局企業に繋がるのに圧迫面接やら相手を不快にさせることって何の意味もないんだよなぁ。受けにきてくれた人のほとんどを落とさないといけないわけだし、それだけでもやっぱり嫌な思い出にさせてしまうからそれだったら面接だけでもいい思い出で帰ってほしいなぁと思って僕達は心がけてたんだよ。」とおっしゃっていた。なんて優しいんだ。

 

ジャニーズにしろ、ディズニーにしろ趣味として誰かに話せば“現実を見れない” “夢見がちタイプ” “気持ち悪いオタク” “行き過ぎた人間の部類” “女性として魅力がない”とか散々言われてきた。何度ももっと普通な、万人に受け入れられるような「旅行」とか「料理」とかを趣味にしたいと私は思っていたし、だけど自分の心を揺さぶられるものは、ジャニーズとディズニーこの2つしかないこと、さらに自分の「好き」で誰かから強烈な軽蔑の目で嫌われた経験、この好きなのに好きと言えないジレンマが特にこの2年間私をじわじわ締め付け、苦しめていた。

 

だからこそ、大の大人に、ましてやちゃんとした企業の方に肯定してもらえたのは、私はちゃんとした普通の人間だし、私がこれを「好き」と思っても責められないんだな。と、ものすごく心が軽くなった。その後ご縁があって(人生で言ってみたい言葉の1つ、この言葉をツアーでも言いたい)その企業から内々定までもらえることになり、連絡が来た瞬間私は何がなんでもこの企業で働きたい!と思い、就活を終え、現在に至る。

 

私は「個人」「個性」「人それぞれ」という言葉がとっても好きだ。私にとって視界に入ってなにげなく通り過ぎるものでも、誰かにとっては目移りするほど魅力的なものにもなっているのだ。その人には私のこのなんの変哲も無い世界はどんな風に見えてるのだろう、どこがどうキラキラしているんだろう。

反対に、私にとってキラキラにしか見えない景色をもっとたくさんの人にも見せてあげたい、肯定してくれなくてもいい、共感してくれなくてもいい、でもせめてこんな風にどこがどうキラキラして見えてるのかだけでも知ってほしい。そんな風に思うのは私だけなのかもしれないけど。(笑)

私はこのいろんな人のキラキラした世界を知りたいという欲求があるからこそツイッターをしているし、その意味では限られた字数内で比較的短くその人のキラキラした世界を教えてもらえるこのツールはとっても好きだ。私はやまゆと、ありやま、山田くん、裕翔くんが好きだけど、世の中にはたかちね、いのあり、けとひか…と他のあらゆる部分にキラキラを見出してる人がたくさんいてその人達のツイートを見れば、きっとここのこういうところがキラキラしてるところなのだろうと思うときもあれば、自分自身も見れば見るほどキラキラしてみえて大好きになっていたりする。

 

これからも私は「好き」という気持ちを大切に生きていきたいと思うし、誰かの「好き」をもっと知りたいとも思うし、もっともっと私の見えてる世界をキラキラした世界に変えて行きたいと思っている。そして、こんななんか深いのか深くないのかわからないけどどう生きていきたいかまで考えさせ、結論を出してくれたという点で就活には大いに感謝してるし、してよかったなぁと思っているのである。

 

まだまだ就活をしている人もたくさんいるだろうし、来年に就活を控えている人もいる。

ほんとにほんとに就活は二度としたくないし、思い出したくもないほど辛かったけどやってよかったなと思える日が来るのだろうなぁとも思う。来年就活を迎える方にはぜひこれを機に「自分とは?」という難題にぶつかり、これから自分をどうしたいかを見つけられたらなと思っています。偉そうにいってごめんなさい。

 

…と、改めてこんな長文すみません。

ここまで、最後まで、読んでくださってありがとうございます(大泣)(大泣)(大泣)

結構真剣に書いたので何か思ったことがあればぜひ、コメントに書いていただければとっても嬉しいです。あと、そうだ、ぜひ私なんかと友達になってくださる方も募集してまーす!!!(笑)(笑)(笑)